『自分で治せる身体づくり』

北川北川

金沢市の出張専門整体院【痛みと歪みの根本ケア】整体院 楽わの、院長きたがわによるブログ『楽話』へようこそ!


腰痛
身体から警告サインといての役割を果たしている〝痛み〟について。

その痛みがどのように発生して、原因にはどのようなものがあるのか?

もし、あなたが〝痛み〟に悩まされていたり、なんとかしたいと思っているのなら、まずは「痛みとはなんぞや?」を簡単に理解しておくと良いかもしれません。

痛みについて

痛みのメカニズム(発生機序)

まずはさらっと、痛みを感じるまでの大体の流れをみてみましょう。


  1. 老廃物蓄積・刺激を受ける(外因的および内因的刺激)→
  2. 刺激物質分泌(プロスタグランジンなどのホルモン)→
  3. 痛みを感じるセンサー感知(受容体)→
  4. 痛みを電気信号に変える(受容器)→
  5. 電気信号を伝える(神経)→
  6. 中継基地(後根神経節)→
  7. 電気信号を神経伝達物質に変える(脊髄)→
  8. 神経伝達物質を脳の各部位に伝える
  9. 痛みの認知(痛みは脳で感じる)

ちょっと小難しい専門用語も出てきますが、細かく覚える必要はありませんよ。

ここでは痛みは最終的に『脳』で感じるということを押さえておけば大丈夫です。

ちなみに、神経回路の複雑な構造故に、信号が脳に伝わる過程で誤作動を起こすことがあるそうです。

これが、痛みと原因が一致しない『痛いところに原因がない』という状態をつくりだす1つの理由とも言われています。

痛み伝達の仕組み

背骨の中の脊髄を介して複数の神経が電線の役目を果たし、痛みの電気信号を末梢から上行して脳へと伝えていきます。

痛みの伝達の図
参考著書『トリーガーポイントと筋肉連鎖』フィリップ・リヒター/エリック・ヘブゲン著

痛みの複雑化と脳の関係

末梢器官からの信号を受けて、脳で痛みとして感知することがわかりました。

その痛みを感じる脳の主な部位としては、以下の2つがあげられます。


1. 大脳皮質(司令塔)
脳梁というバイパスを介して左脳右脳にわかれる(前頭葉・側頭葉・頭頂葉・後頭葉)

2. 大脳辺縁系
有名どころでは記憶を司る海馬があります(様々な本能的な欲求・喜怒哀楽など感情・自律神経活動)


このことから、痛みは記憶として残ったり感情の起伏によっても影響を受けるということがわかります。

たとえば、身体の組織が回復していたとしても痛みを感じることもあります。

何らかの理由で足を切断して、足がないはずなのに痛みを感じたりするのは脳が痛みを記憶しているからなんですね(幻肢痛)。

他に、気持ちが「ほっ」としただけで痛みが和らぐこともあります。

痛みは必ずしも身体的なストレスだけではなく、記憶感情など精神的なストレスも関与しているということを知っておきましょう。

痛みの原因

痛み発現の身体的原因

正常な筋肉と機能不全
筋肉の中には無数の血管・神経が通っています

痛みの発現、その原因は筋肉にあります。

血管や神経には流れがあります。

筋肉がさびついて機能不全を起こすことで、その間を通っている血管・神経の循環が滞ります。

そして、老廃物が蓄積されやすくなり、神経刺激物質である各種ホルモンが分泌されます。

あとは、発生機序で示したような経緯で伝わり、最終的に脳で痛みとして認知されていきます。

痛みの原因は筋肉の機能不全にあり

筋肉が機能不全に陥る原因をざっくりあげると


  • 使いすぎ(運動・労働・連続した不良姿勢など)
  • 使わなすぎ(運動不足・無動・廃用性など)
  • 交感神経の興奮(過度のストレス・極度の緊張・自立神経失調など)
  • ケガ(骨折・脱臼・足を捻るなど)
  • 歪み(普段の姿勢筋膜の記憶・重心バランスの乱れなど)
  • 薬害

などがあります。

使いすぎはわかると思いますが、使わないことでも筋肉はさびついてしまうことに注意しておきましょう。

そして、これらの原因によって機能不全を起こした筋肉に対しマッサージストレッチなどで対応することもあると思います。

これらは、正しく行うことができれば筋肉の柔軟性を保つ手段の1つとして有効です。

痛みに関しての誤解

痛みに関して、1番誤解されやすいことがあります。

それは、痛みを悪者として扱ってしまうことです。


×痛み=悪者で不要なもの

◯痛み=身体の不具合を知らせてくれる生命維持に大切なもの


身体を根本的に治していきたいと思うのなら、このように正しく認識してください。

自然の法則と完璧な身体

操体法の創設者である、医師の橋本敬三先生(故)はこのように言葉を残してくれました。

私たち人間は生まれながらにして、すでに完璧に設計されている

 

身体が不具合を起こすと、設計通りの〝痛み〟という機能が発動してくれるおかげで異変に気づくことができる

痛みを感じるということは、人間が生きている証拠でもあり至極正常な状態だったのです。

あなたの「身体が悪いんだ」ということではなく、身体は「少し頑張りすぎだよ」というメッセージを伝えてくれているだけなんですね。

痛みを抑えるだけでいいのか?

痛みが出ないように対応していくのか?

痛みの役割をしっかりと理解して、うまく対応していくことが痛みに悩まされ続けないためには大切なのではないでしょうか?

◆合わせて読みたい記事⇒痛みの大切さについて

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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