『自分で治せる身体づくり』

北川北川

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ストレッチ
お尻から太ももふくらはぎにかけての痛みや痺れなどを引き起こす坐骨神経痛。

坐骨神経痛と一口に言っても、さまざまな疾患が関係しています。

気づくまでに時間がかかることもあり、気付いた時には重篤になることも・・・

その坐骨神経痛の症状や原因、ストレスとの関係性やマッサージ・ストレッチなどの有用性はあるのか?

そんなテーマですすめていきます。

坐骨神経痛の症状や原因、ストレスとの関係性

坐骨神経の走行パターン

お尻の深いところには〝梨状筋〟という筋肉があります。

その梨状筋の下には〝坐骨神経〟という神経が通っています。

坐骨神経と周囲の筋肉

その位置関係から、硬くなった梨状筋がその下を通る坐骨神経を圧迫することで症状が出ると考えられています。

坐骨神経痛は図のように4つのパターンに分けることができ、症状には個体差があり、一番多いのは坐骨神経が梨状筋の下を通るパターンで大半を占めています。

坐骨神経痛4つのパターンイラスト

パターン1以外は多くはないのですが、もしそれに該当する場合は処置を間違うと神経自体にダメージを与えてしまうおそれがあるので注意が必要です。

また、坐骨神経は圧迫よりも特定の肢位により引っ張られることで症状が出ているとも言われています。

そう考えると、姿勢だったり骨や関節の位置など、本来のあるべきポジションを意識して保っていくことは大切ではないでしょうか。

◆合わせて読みたい記事⇒正しい姿勢の落とし穴

坐骨神経痛の主な症状

一般的には、以下の症状を総称して坐骨神経痛と言われます。


  • 腰部・お尻・太もも・ふくらはぎの痛み
  • 痺れや運動麻痺
  • 知覚鈍麻(足)
  • 歩行障害

※まれに腰痛の他に、痛い部位が背中や足全体に広がる場合もあります

 

腰部や下肢の冷え性あると症状が出やすく、冷湿布なども冷えの原因となるので注意が必要です。

ひどくなると日常から仕事まで大きな支障をきたす可能性があるので要注意です。

初期は特定の動きだけなど症状の出現が限定的で、不快感はあるが耐えられないほどではないため気付くまでに時間がかかる場合が多々あります。

そのことから放置しがちになってしまうことで、処置が遅れてしまい症状が悪化してしまう事例も多々あります。

坐骨神経痛の段階的な症状

坐骨神経痛の初期


  • なんとも言い難い不快感
  • 歩行時痛
  • ピリピリ感
  • 下肢に電気が走るような激しい痛み

初期の痛みはピリピリした感じがあったり、歩行で痛みが出るなどある特定の動作によって電気が走るような激しい痛みを伴うことがあります。

※日頃から腰痛があったり、腰回りに疲労感を感じる人は要注意

 

坐骨神経痛の中〜後期


  • 激痛や下肢の知覚鈍麻(どんな姿勢でも出現)
  • 筋力低下
  • 排尿・排便障害

危険な兆候として、歩行に限らずにどんな格好でも激痛や下肢の感覚が鈍くなったり、排尿障害や筋力の低下があります

 

坐骨神経痛の特異的肢位

腰椎の破壊が起こった場合は、身体を後ろに反らすと症状は悪化して、身体を前に倒すと神経が圧迫や牽引力から解放されて症状が緩和します。

坐骨神経痛の原因

まずは、坐骨神経痛がどのような原因によって引き起こされるのか、簡単にチェックしておきましょう。

坐骨神経痛になりやすい姿勢

坐骨神経痛の原因となる生活習慣

以下は、梨状筋症候群など主に梨状筋のコンディションに影響を与える原因です。


  • 長時間同じ姿勢(家事・育児・運転・パソコン作業など)
  • 不良姿勢(ソファーなどにもたれかかって座る・足を組むなど)
  • 歩行のクセ(歩く距離が長い・速度が速い・よく足を引きずる)
  • 身体の酷使(テニス・ランニング・肉体労働など)
  • 腰下肢の冷え(患部を湿布などで冷やすのは不適切)

ざっと見てみると、姿勢の影響だったり身体を酷使することで梨状筋および坐骨神経に物理的なストレスがかり続けることが主な原因として考えられます。

坐骨神経痛の原因となる疾患

以下は、坐骨神経痛の原因となる主な疾患です。


  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 梨状筋症候群
  • 脊柱管狭窄症
  • 腰椎すべり症
  • 変形性腰椎症
  • 糖尿病
  • アルコール依存症
  • 喫煙

このように様々な疾患に起因する症状であり人それぞれ違うので原因の特定が難しい疾患でもあります。

骨密度の低下や中高年も坐骨神経痛が出やすくなると言われているので、日頃から食事や適度な運動を心がけておくことも大切です。

坐骨神経痛に限らずですが、不健全な生活習慣を続けていると様々な疾患を引き起こすことになってしまうので普段から気をつけておかないといけませんね。

坐骨神経痛とストレスの関係

上記は身体的なストレスによって起こる原因としてご紹介しましたが、腰痛のように精神的なストレスも関係はするのでしょうか?

結論から言うと、もちろん関係はあると思います(現段階で証明はできませんが・・・)。

ただ、以下の流れのように腰痛に比べると直接的な影響は薄いのではないかと個人的には考えています。

精神的なストレス→腰痛→姿勢や筋肉の状態に影響→坐骨神経痛

 

また、ストレスという言葉は原因が特定できない術者側の言い訳だったり、何らかの理由で治ることを望まない患者側の言い訳だったりという意見もあります。

いずれにせよ、私個人的にはあまりストレスのせいにするのは得策ではないと考えています。

症状が出るのにはちゃんとメカニズムがあるので、それをストレスのせいにしてしまうことは一種のあきらめになってしまうからです。

医者が言ったストレスが原因という言葉を鵜呑みにしたり、自分でストレスが原因なんだと思い込んでしまって、日常生活を変える努力をしない。

そうやって、本当は治るはずだった症状が悪化して、しなくてもいい手術をするはめになるのはとても不本意なことだと思いませんか?

私はそう思います。

百歩譲って、手術後に完全回復するのならまだいいのですが・・・・

腰椎術後症候群
腰椎の手術をしてものなお腰痛下肢痛しびれなどの症状が変わらず残存したり、再発を繰り返す

坐骨神経痛に対するマッサージやストレッチの有用性は?

坐骨神経痛に対してのマッサージやストレッチの有効性ですが、正しく行うことができればもちろん効果的だと思います。

その際には、症状の出現部位だけではなくて関係する筋肉も合わせて行うことが大切です。

坐骨神経痛の場合は、腰・お尻(および股関節)・太ももの裏などの筋肉を緩めると良いでしょう。

原因がその部位にある場合は、それだけでも症状の緩和がみられることがあります。

症状がぶり返したりする場合は、普段から酷使しやすく負担が蓄積しやすいのか、原因部位が他にあることもあるので専門家へご相談ください。

合わせて日常生活も見直していくことで、根本的な改善を目指していきましょう。

参考】一般的な坐骨神経痛ストレッチ

椅子に座って行う坐骨神経痛のストレッチ
姿勢を伸ばして上に乗せている方の足のお尻側を意識して行いましょう
寝転がって行う坐骨神経痛のストレッチ
上に乗せている方の足のお尻側を意識しましょう

対坐骨神経痛のマッサージやストレッチの注意事項

さて、マッサージやストレッチが効果的ということでお伝えさせていただきましたが、注意点もあるので確認しておきましょう。

マッサージ・ストレッチの適切な強度

強い方が効きそうな気はしますが、刺激が強すぎると筋肉の繊維を壊してしまい、感度の鈍い固い筋肉をつくりだしてしまうおそれがあります。

刺激の強さはやや物足りないか少し痛気持ちいいくらいでとどめておく方が無難です。

方向性だったり、ちゃんとポイントに当たっていれば、弱い力でも効いてる感を得られるはずです(一般の方は難しいかも・・・)。

マッサージ・ストレッチの適切な時間

あまり長時間行わずに、マッサージをご自身で行う場合は1ヶ所につき30秒〜1分程度を目安に行ってください。

ストレッチは40秒ほどが血行改善に効果的という研究結果があるので、目安にしてくださいね。

回復にもちゃんとメカニズムがあります。

一度で効果を出そうとせずに、習慣として少しずつ行いながら筋肉の質を変えていく意識で行っていきましょう。

マッサージ・ストレッチの注意ポイント

マッサージは、道具を使用するのであればテニスボールタオルなどを使用するようにして、マッサージ機のもみ玉などでグリグリするようなことはやめましょう。

叩いたりグリグリすると筋繊維を壊してしまう危険性があるのでしないでくださいね。

押さえるだけ、もしくは押さえた支点をずらさない様に軽く揺らすような方法がベターです。

ストレッチは反動をつけると筋センサーが発動して筋肉を防御収縮により硬くしてしまうおそれがあるので気をつけましょう。

運動の前の準備運動で行う場合は反動をつけても大丈夫です。

目的によって使い分けてくださいね。

まとめ

坐骨神経痛の原因は多種多様です。

その奥には日常生活での過ごし方も大きく関わってくるので、思い当たることはないか見直して根本的な改善を目指しましょう。

今自分はどの様な状態なのか?

原因は何なのか?

しっかりと把握することで、おのずとやることが見えてくると思います。

マッサージやストレッチもやり方次第では効果的なので、日頃のケアとして取り入れながら坐骨神経痛に悩まされない日々を過ごしていきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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