『自分で治せる身体づくり』

北川北川

金沢市の出張専門整体院【痛みと歪みの根本ケア】整体院 楽わの、院長きたがわによるブログ『楽話』へようこそ!


救急車
あなたは熱中症について、「自分は大丈夫」と思っていませんか?

もしくは、意識している〝つもり〟になっていませんか?

死に至ることもある熱中症について、メカニズムや初期症状を理解して、しっかりと対策・予防していきましょう。

また、小さい子どもたちには、大人以上のリスクもあります。

処置を誤らないように、私たち大人が予備知識をしっかりと持ち、小さな命を守れるようにしておきましょう。

熱中症のメカニズムと症状から対処法まで

日差しの強い太陽

熱中症のメカニズム

まずは、簡単に熱中症のメカニズムをお伝えします。

人間は活動する過程において、体内で熱を産生しています。

そこに、運動や外気などの環境によって、体内でさらに熱がつくられて体温が上昇します。

同時に、体温が上がりすぎるのを防ぐために、発汗などで体内の熱を外に逃がすよう働きます。

ホメオスタシスの原理に従って、身体は一定の体温(36〜37度)を保とうとするのです。

その際に、血液を全身に供給する必要性が出てくるため、さらに体内の水分が大量に利用されます。

また、体温調整のために、出た汗からは水分とともに電解質が流出します。

電解質の中でも、ナトリウム(=塩分)は筋肉の収縮に必要なので、不足すると筋肉の痙攣が起きたり、手足のしびれにつながります。

その過程の中で、体内が水分不足となり必要な血液量が確保できないと、脳に酸素がいかなくなります。

そうなると、めまいや立ちくらみといった初期症状が起こり、放置していると重篤になり意識を失ってしまいます(熱失神)。

そうやって、ホメオスタシスが破綻していき、内部環境が一定を保てない状態になると、命が危険にさらされてしまうのです。

熱中症の主な症状


  • カラダの痛み・頭痛・発熱
  • めまい・ふらつき
  • 手足しびれ
  • こむら返り
  • 嘔吐・吐き気(子供はお腹が痛いと訴える)
  • 倦怠感・熱疲労(子供が「疲れた」といってきたら要注意!)

初期の症状は、めまい・立ちくらみ・生あくびなどからはじまります。

処置をせずに体温が上昇し続けると、脳に悪影響を及ぼし意識障害が起こったり、腎臓障害などの後遺症や最悪の場合は死に至ります。

小さい子供に関しては、自分の異変を上手に伝えられるほどのボキャブラリーがないので、表現だけではなく、全体的に判断することが大切です。

症状の初期段階では、現場での応急処置も可能ですが、改善されない場合にはすぐに医療機関へ搬送してください。

熱中症の対処法


  • 涼しい場所へ避難
  • 身体を冷やす(末端部分が効果的)
  • こまめな&早急な水分補給
  • 衣服は脱げせるか乾いた服に変える
  • 緊急時は119番に通報する

応急処置としては、エアコンがかかっている場所や、なければ日陰など涼しい場所に素早く移動しましょう。

冷房設備がない場合は、水で身体の末梢部分(手や足)を冷やしたり、うちわなどで扇いであげてください。

早急な水分+塩分補給は忘れずに!(自分のため人のために常備しておきましょう)

普段の水分補給は、水(+塩)かミネラルが含まれる麦茶が望ましいですが、緊急時は水道水などの軟水が水分の吸収率が良くおすすめだそうです。

◆合わせて読みたい記事⇒「水のお話」

水

スポーツドリンクは、吸収率を考えて濃度を薄めたものを用意しておきましょう。

水分補給に関しては、一度にたくさんではなくて、喉の乾きが起こる前にこまめに摂取しておきましょう。

また、衣服が濡れている場合は乾いた服に変えましょう。

※せっかく身体が蒸発によって体温調整をしようとしているのに、その妨げになってしまします

落とし穴に注意


  • 水分だけとりすぎると体内の塩分濃度が下がる
  • 意識が朦朧・吐き気などの訴えあれば無理して水を飲ませない
  • 汗を拭く場合は濡らしたタオルで行う(体温調整の邪魔をしない)

口から水分を摂取できない状態や、ショックの兆候が見られる場合にも、すぐに119番に通報しましょう!

夏場の運動について

夏場の屋外での運動の際は、環境省で気温が31℃を超える場合は禁止と定められているので、しっかりと守り安全にお過ごしください。

熱中症の重症例と子供を守る予備知識

ショックの5兆候


  1. 顔面蒼白
  2. 虚脱
  3. 冷感
  4. 脈拍触知不可
  5. 呼吸不全

これらは、脱水などで起こる循環血液量減少性ショックと言われるもので、とても危険な状態です。

このような症状がみられる場合は、重症化のおそれがあるので、急いで医療機関へ搬送してください!

ぜひ、頭に入れておいて、異変に早く気づけるようにしておきましょう。

子供を熱中症から守る

先日、小学生が熱中症で命を落としたという悲痛なニュースが報道されました。

内容を聞くと、小学生は「疲れた」という訴えをしていて、軽いショック症状も出ていました。

もしそこで、もっと早く適切な対応ができていたら、結果は変わっていたのかもしれません。

先述したように、小さい子供たちは自分の異変を上手に伝えられるほどのボキャブラリーがありません。

私も、自分の子供が「疲れた」などと訴えることがあり、まさかこれが熱中症のサインであることに気づけてはいませんでした。

また、子供は大人に比べて体温調整能力が未熟で、背が低く体積量も小さいため、地面からの熱(大人よりも5℃ほど高い)や外気の影響を受けやすくなっています(体温が上がりやすい)。

つまり、小さい子供たちは、私たち大人が感じている以上にダメージを受けているのです。

そのことを私たちがしっかりと理解して、小さい子供たちを熱中症から守ってあげましょう。

自身やだけではなく、周りの人たちを救うことにもなるので、「熱中症は死に至ることもある」という意識をちゃんともって予防していきたいところです。

汗をかいて寝ている子供

追記

1.子供

小さい頃から、エアコンで涼しすぎる環境で過ごしたり、汗をかかない習慣があると熱中症のリスクが上がることも示唆されています。

冷えすぎないように、親がしっかりと環境をコントロールすることも大切です。

熱中症を防ぐためには、エアコンの使用も必要です。

しかし、このエアコンの設定によっては、子供が熱中症を引き起こしやすい体質になってしまう可能性もある、ということを念頭においておきましょう。

2.高齢者

テレビではスポンサーとの兼ね合いもあり伝えられていないそうですが、降圧剤(血圧を下げる薬)や利尿剤により熱中症の原因がつくられているとの報告もあります。

どちらの場合であっても、それらの関係性を加味して対策およびリスクの回避をしていきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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