『自分で治せる身体づくり』

北川北川

金沢市の出張専門整体院【痛みと歪みの根本ケア】整体院 楽わの、院長きたがわによるブログ『楽話』へようこそ!


断ち切りイメージ

痛みを止める前に

前回のブログにてご紹介させていただきました、自分で痛みを止める方法の続編です。

痛みのメカニズムは覚えていますか?

覚えていない方は、痛みを感じるメカニズムの全体の流れをしっかりと復習しておきましょう。

尚、注射・薬などの痛み止めや、接骨院・整形外科などで受ける低周波などの電気を使用する物理療法、マッサージなどではなく、ご自身で痛みをコントロールするための方法をご紹介していきます。

 

痛みと筋力の関係

身体の痛みがあるから動かない、そんな風になっていませんか?

実はこれ、生体の防御反応なので正常な反応なのです。

しかし、これはあくまで急性的な場合です。

慢性的な痛みに関しては状況は一変します。

長期間動かないことは、筋力低下につながることで〝廃用性萎縮〟という状態に陥ります。

症状の悪化過程

筋力低下→筋肉の硬化および栄養状態の悪化→関節が硬くなる(拘縮)→2次的な痛み・歪みなどの姿勢の崩れ

と言ったように、筋力の低下は身体の悪循環をつくりだす原因となってしまいます。

 

運動療法で痛みを止める

この状態をつくらないためにも、根本である筋力低下を防ぐために運動が必要になってくるわけなんですね。

筋力維持および強化するためには負荷を強くし継続しないと難しいのですが、今回は痛みを止めることに焦点をおいているので、その場合は軽度の有酸素運動がおすすめです。

有酸素運動は簡単にいうと

呼吸+運動

歩くことから軽いジョギングなどが始めやすいと思います。

痛みを止めるための運動療法という観点で見ると、ただ動かすのではなくてしっかりと呼吸を意識しながら行うことが大切です。

軽い運動は、廃用性萎縮や関節の拘縮の予防をはじめ、運動自体による痛み止めと脳内から放出される物質による痛み止め効果が期待できます。

運動の量は痛みの強さなど疾患の種類によっても異なるので、なるべく専門家の指示を受けてから行うことが望ましいです。

今の時期は天気が良い日も多いので、簡単なところから始めてみてくださいね。

ジョギングする女性

 

睡眠は自分でできる痛み止め

私、ここ数日間であることを検証してみました。

テーマは、睡眠と痛みの関係性です。

  • 検証期間:約1週間
  • 症状:腰痛
  • 方法:睡眠時間を削る
  • 判定:痛みの変

普段の生活はいつも通りで、睡眠時間だけを削って調べてみました。

結論から申しますと睡眠不足は痛みを増悪させる、です。

最終日は睡眠時間2時間だったのですが、次の日は腰がギシギシとさびついて動き始めが特に痛くて大変でした(今はもう軽快しています)。

慢性の痛みを抱えている方の中には、睡眠障害を訴える人も多くいます。

睡眠の効果としては、身体や脳を回復させることやそのために必要なリラックスの神経である副交感神経を優位にさせることなどがあげられます。

なので、その睡眠が不足したり睡眠の質が低下してしまうと痛みが強くなってしまうことが考えられます。

ぜひ一度、ご自身の睡眠環境を見直してみてはいかがでしょうか?

生活習慣を工夫するだけでも痛みを軽減させることは充分可能です。

これからは、長生きはもちろん健康でいることがなにより大切になってくる時代です。

ご自身の健康に投資する習慣をもつことも大切なのではないでしょうか。

これは、金銭的なことだけではなくて、趣味を楽しんだり、健康のために運動をしたり、身体のために食生活を見直したり、できるケアはしっかりご自身で行っていく。

もし、その過程で困ったことがあれば、少しだけ専門家のサポートをうけるなどしながら、ご自身の人生をより良いものにしていけるように心がけていきたいものです。

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ちょっと専門的コラム

カルテと聴診器

ストレスもたまには役に立つ!?

痛いはずの部位が無理して動いているときはなぜだか一時的に痛みを感じにくい、そんな経験ありませんか?

一度は聞いたことがあると思いますが〝ランナーズハイ〟という状態もメカニズム的には同じです。

実は、これ短期的なストレスに対して、それを回避すべく身体に起こるストレス鎮痛と言われています。

ストレスを受けると、間脳にある視床下部(自律神経の総合中枢)を刺激します。

それにより、交感神経が興奮し副腎髄質(ステロイドホルモンを生成する生命維持にはとても重要)という臓器からカテコールアミン(神経伝達物質であるノルアドレナリンなど)を分泌させます。

このカテコールアミンには鎮痛作用があり痛みを抑制してくれます。

また、視床下部は下垂体(成長ホルモンなど内分泌器官の一つ)を刺激することでACTH(副腎皮質刺激ホルモン)βエンドルフィンを分泌させます。

ACTHは副腎皮質を刺激してコルチゾール(抗炎症作用)を分泌し、βエンドルフィンはモルヒネ様の強い鎮痛作用があります。

これらの働きによって痛みが抑制されるのです。

このように短期的なストレスの場合は、上記のようなメカニズムによって痛みが抑制される効果があるのです。

あくまでも短期的なお話なので、繰り返される長期的なストレスの場合には痛覚を促進させてしまうので対策が必要であるということを念頭においといてくださいね。

短期ストレス→視床下部→副腎髄質・下垂体(→副腎皮質)→痛みを抑えるホルモン分泌→鎮痛・ランナーズハイ

最後までご覧いただきありがとうございました!